パソコンの時計がズレる?原因は「ボタン電池」かも!仕組みと役割をわかりやすく解説
みなさん、こんにちは! 先日、お客様から「パソコンの時計が大幅に狂ってしまった」「起動するときに、普段見ない英語の画面が出る」というご相談をいただきました。
原因を調べてみると……犯人はパソコンの頭脳の片隅にある「小さなボタン電池」の寿命でした! 電池を新品に交換したところ、時計もバッチリ正常に戻り、元通りスムーズに起動するようになりました。
「えっ、パソコンってコンセントに繋いでいる(あるいは充電している)のに、中に電池が入っているの?」と驚かれる方も多いのではないでしょうか。
今回は、知っているようで知らない「パソコンの中のボタン電池」と「BIOS(バイオス)」の役割について、わかりやすくお話しします!
そもそも「BIOS(バイオス)」ってなに?
パソコンの電源を入れたとき、Windowsなどの画面が立ち上がる前に、内部でこっそり働いている一番最初のプログラム。それが「BIOS(バイオス)」です。
例えるなら、「パソコンが目覚めて最初に働く、朝の準備係」です。
- 画面は映るか?
- キーボードは繋がっているか?
- ハードディスクは元気に動いているか?
これらを瞬時にチェックして、問題がなければWindowsに「あとはよろしく!」とバトンを渡す、とても重要な役割を持っています。
なぜパソコンの中に「ボタン電池」が必要なの?

ここで今回の主役、「ボタン電池(CMOS電池)」の登場です。
パソコンの電源を切ってコンセントを抜くと、当然パソコンへの電気の供給はストップします。しかし、電気がない状態でも、パソコンは「今の正確な日時」や「パソコン自身の構成パーツの設定(記憶)」をキープし続けなければなりません。
もし電源を切るたびに時計がリセットされてしまったら、次に起動したときに大混乱してしまいますよね。
そこで、パソコンの電源が完全に切れている間も、この「朝の準備係(BIOS)」が時計を動かし続け、大事な設定を忘れないように、裏でそっと電気を送り続けているのが「ボタン電池」なのです。
いわば、パソコンが眠っている間だけ働く「記憶を維持するための補助バッテリー」ですね。
3.電池が切れるとどうなる?(今回のトラブル)
車のバッテリーやスマートフォンの電池と同じように、パソコンの中のボタン電池も、数年(一般的に3〜5年ほど)使うと寿命を迎えます。
電池が切れてしまうと、パソコンの電源を切っている間に電気が途絶えるため、以下のような症状が発生します。
- パソコンの時計が、過去の日付(工場出荷時の状態など)に巻き戻る
- 起動時に「設定がリセットされました」といった英語の警告画面(エラーメッセージ)が出る
- 時計が狂うことで、インターネットの一部のウェブサイトが「セキュリティの安全が確認できない」と表示されて開けなくなる
「故障かな?」と焦ってしまいますが、多くの場合は今回のケースのように、内部のボタン電池(一般的には「CR2032」という市販のコイン電池が多いです)を交換するだけで、すっきりと直ります。
🛠️ まとめ:お使いのパソコン、時計がズレていませんか?
パソコンは精密機械ですが、実はこうした「小さな電池」に支えられて動いています。
「最近、起動するたびに時計が数時間ズレているな…」 「起動時に毎回英語のメッセージが出て、キーボードを押さないと進まないな…」
そんな症状が出たら、それはパソコンからの「電池を換えて!」のサインかもしれません。 当店では、こうした内部の部品交換やメンテナンスも迅速に行っておりますので、気になる症状があればいつでもお気軽にご相談くださいね!
