パソコンサポート!知ってた?パソコンの電源を切っても動いている「見えない時計」とその不具合

はじめに:パソコンの時計、狂ってませんか?

パソコンを使っている皆さん、日付や時刻はいつも合っていますか?

「パソコンをシャットダウンしている間は時間が止まっているのでは?」と思うかもしれませんが、実は、電源を切っていてもパソコンの内部では小さな時計がずっと動き続けています。この時計が狂ってしまうと、思わぬ不具合が起こることがあります。

今回は、その「見えない時計」を動かしているボタン電池が切れることで起こる不具合について、初心者の方にも分かりやすく解説します!

🔋パソコンの「ボタン電池」って何?**

多くのパソコンのマザーボード(パソコンの主要な基盤)には、直径 $2$ センチメートルほどの小さなボタン電池が搭載されています。この電池は、主に以下の重要な役割を担っています。

  1. リアルタイムクロック (RTC) の維持: パソコンの電源が切れている間も、正確な日付と時刻を記憶し続ける。
  2. BIOS/UEFI 設定の保持: パソコンの起動方法や周辺機器の設定など、基本的なシステム設定を保存しておく。

このボタン電池は、一般的に「CMOS電池」とも呼ばれ、パソコンの電源コードをコンセントから抜いた状態でも、設定と時刻を保持するために使われています。

⏰ ボタン電池が切れると、何が起こるの?**

ボタン電池の寿命は数年と言われています。電池が切れると、一番分かりやすく、そして厄介な症状として「時計がリセットされてしまう」という不具合が発生します。

パソコンの電源コードをコンセントから抜いたり、長時間シャットダウンしたりすると、以下のような症状が出ることがあります。

  • 日付と時刻が初期化される:パソコンを起動するたびに、日付が$2000$年$1$月$1$日や、パソコンが製造された古い日時に戻ってしまう。
  • 起動時にエラーメッセージが出る:「CMOS Checksum Error」など、時刻や設定に関するエラーが表示されることがある。

🚨 「時計の狂い」が引き起こす厄介な不具合 2 選

「時刻がちょっと狂うくらい、手動で直せばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、実はパソコンにとって「正確な時刻」は非常に重要です。

1. 🌐 インターネットに繋がらない(セキュリティの問題)

これが最もよくある不具合です。

ウェブサイトやオンラインサービスには、「セキュリティ証明書」というものが使われており、これが有効な期限内かどうかをパソコンが時刻を基準にチェックしています。

  • 時刻が大幅に狂っていると、その証明書の有効期限内であっても、「このウェブサイトの証明書は期限切れです」と誤って判断してしまい、インターネット接続やウェブサイトへのアクセスが拒否されてしまいます。
  • 特に、銀行のサイト重要なログイン画面など、セキュリティが厳重な場所でこの問題が起こりやすいです。

2. 💾 ファイルやメールの処理がおかしくなる

ファイルやメールは、作成・更新された「日時」が常に記録されています。

  • ファイルの上書きがうまくいかない:例えば、今日更新したはずのファイルの日付が$20$年前の日付になってしまい、システムが「古いファイルだ」と認識してしまい、データの同期やバックアップが正しく行えなくなることがあります。
  • メールソフトの送受信がおかしい:メールの送受信日時が狂うことで、メールの並び順がおかしくなったり、正しく送受信できなくなるなどの問題が起こることもあります。

💡 解決策は?**

もし、あなたのパソコンの時刻が頻繁に狂ってしまうなら、それは内蔵のボタン電池が消耗しているサインかもしれません。

デスクトップパソコンの場合は比較的簡単に交換できることが多いですが、ノートパソコンの場合は分解が必要になることが多く、自力での交換は難しい場合があります。


  • ✅ もし時刻の狂いが頻繁に起こるようになったら…
    • まずは、パソコンの製造元サポート窓口に相談してみましょう。
    • あるいは、私たちのような専門のサポート業者にご連絡いただければ、電池の交換システム設定の確認をさせていただきます。

「たかが時計」と思わず、もし気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。パソコンが本来の性能を発揮できるように、しっかりとサポートいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です